カフカ『巣穴』05

フランツ・カフカの短編小説『巣穴』を翻訳していくtheLetterの第5回です。
頭木弘樹 2026.05.31
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●『巣穴』の邦訳

『巣穴』の日本語訳には以下の7種類がある。

板倉鞆音(ともね)訳『カフカ全集』第3巻 新潮社 p.387『家』1953年7月

○岡村弘訳『三笠版現代世界文学全集』第26巻 三笠書房 p.411『穴』1953年12月

○城山良彦訳『世界文学全集8 カフカ』集英社 p.418『巣穴』1966年(『集英社ギャラリー [世界の文学] 12』p.137『巣穴』1989年)

○前田敬作訳『決定版カフカ全集』第2巻 新潮社 p.140『穴巣』1981年

○池内紀訳『カフカ小説全集6 掟の問題』白水社 p.537『巣穴』2002年(『カフカ寓話集』岩波文庫 p.103『巣穴』1998年)

○柴田翔訳『カフカ・セレクションⅡ 運動/拘束』ちくま文庫 p.213『巣造り』2008年

○由比俊行訳『ポケットマスターピース01 カフカ』集英社 p.215『巣穴』2015年

 これらの訳は、それぞれに個性に富んでいる。

 それぞれの特徴も今後、ご紹介していきたいと思う。

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