カフカ『巣穴』07

フランツ・カフカの短編小説『巣穴』を翻訳していくtheLetterの第7回です。
頭木弘樹 2026.06.02
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●童話やイソップ物語などとカフカの動物小説はどこがちがうのか?

 この『巣穴』の主人公は、もぐらのような小動物です。

 それが、人間のように考えています。

 童話ではそういうことがよくあります。たぬきやうさぎなどが人間のように考えたり行動したりします。

 でも、カフカの小説は、そういう童話などとは、何かがちがいます。

 似ているけれど、決定的にちがうと言ってもいいでしょう。

 それは読んでいてもお感じになるでしょう。

 でも、どこがちがうのでしょうか?

 そんなこともお考えになりながら読んでいただけると、それもまた面白いのではないかと思います。

***

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